検索エンジンからの流入数を増やしたい時に有効な方法が、SEO対策です。検索結果画面に表示される順位を上げるための対策をしておくことで、アクセス数アップや売上数アップなどの成果が出やすい状態を作れます。ただ、ガイドライン違反などを起こすとペナルティが課せられることがあります。ペナルティの内容や、ペナルティとなる原因などを一緒に見ていきましょう。

SEO対策のペナルティとは

検索順位を上げる効果を期待できるSEO対策ですが、方法を間違えると検索順位を胃大幅に下げるなどのペナルティが課せられます。どれだけ良い情報を掲載していたとしても、検索順位が低くなればサイトを見つけて貰うことすら難しくなります。そのため、SEO対策を行う時にはペナルティの対象にならないように気を付けて対策をすることが大切です。ただ、検索順位を下げることをペナルティと呼んでいるのは、SEO対策をする側の人です。Google側は、利用者にとって有益なサイトを上位表示した結果、有益ではないサイトの順位が下がっただけで、ペナルティではないというスタンスを取っています。

ペナルティの対象となるのは?

ペナルティが課せられるのは、コンテンツに問題がある場合やリンクが不自然な場合などです。オリジナルではない記事や低品質な内容、自動生成されたコンテンツなど、利用者にとって有益ではない内容と判断された場合はペナルティの対象となる可能性があります。さらに、誘導ページもガイドライン違反となります。ペナルティを避けるためには、記事の数だけでなく品質にもこだわっておくことが大切です。さらに、SEO対策目的の怪しいリンクが多いサイトもペナルティが課せられやすくなります。ペナルティに対し不安を感じる場合は、Googleのガイドライン違反とならないように気を付けながら、SEO対策を進めていくと良いでしょう。

SEO対策でペナルティを課せられたら?

SEO対策が原因でペナルティを課せられた時は、冷静に対応していくことが大切です。まずしておきたいことが、Googleからのメッセージの確認です。手動ペナルティの場合は、Googleからメッセージが届きます。さらに、ウェブマスターツールにペナルティ対象となった箇所に関する説明が掲載されるので、それを元に問題のある部分を修正していきましょう。改善後に、再審査を受けて受諾されれば、ペナルティ解除となります。ただ、自動ペナルティの場合は問題のある箇所に関する指摘は行われません。この場合は、自力で問題となる箇所を探し改善を行い、順位が戻るのを待つ形となります。

SEO対策はペナルティを念頭に

SEO対策を行う際には、コンテンツを増やすなど検索順位を増やす対策ばかりを重視してしまう人は少なくありません。確かに、順位を上げるための行動は大切ですが、やり方に問題があれば順位を下げてしまう原因となるので注意が必要です。ペナルティを避けたいのであれば、どんなことが違反になるのかしっかり把握した上でSEO対策をしていくことが大切です。