小さなお子さんや高齢者、ペットがいると蜂の巣を見付けると非常に気になります。ミツバチやアシナガバチならまだしも、スズメバチの巣なら、危険度が高く、素早い対応が求められます。4月くらいから6月中くらいまでは、できたての蜂の巣を見付けることがあります。どう対応すればよいのでしょうか。

「できたて」と「できかけ」の蜂の巣は違う。駆除方法は?

できたての蜂の巣とできかけの蜂の巣は違います。できたての蜂の巣とは、蜂が巣を作り始めたばかりの状態の巣。女王蜂がたった一匹で巣作りを始めている状態の巣のことです。一方、できかけの蜂の巣とは、作りかけの蜂の巣のこと。この段階になると、女王蜂ではなく働き蜂が巣作りをして、巣を拡張している状態の巣のことです。駆除するなら、「できたて」の時、女王蜂が巣作りをしている段階で駆除するのが安全で確実です。蜂も一匹、女王蜂だけなので、比較的安全です。しかし油断は禁物。防護服を着ることをおすすめします。時間的には日没後2~3時間くらいがよいとされています。蜂用のスプレータイプの殺虫剤を離れた場所から噴射します。蜂用の殺虫剤はかなりの距離を飛ぶように調整されていますので、離れていても大丈夫です。蜂が落ちたことを確認して、巣を根元から撤去します。厚めのビニール袋に入れて終了です。女王蜂は一匹で攻撃性は弱いといっても毒針もありますから、用心に用心を重ねて対応しましょう。自分でできない場合、スズメバチの巣の場合は、お住まいの地の役所で相談を受け付けている場合もあります。問い合わせてみるのもいいでしょう。宇都宮市の蜂の巣駆除センターがおすすめです。他の地域はお問合せフォームよりお問合せください。

「できかけ」の蜂の巣の駆除は危険度があがる

「できかけ」の蜂の巣は、作り始めの巣のこと。でき始めているため、働き蜂が巣を作り始めています。しかし、建設途上のため、巣の大きさはまだまだ小さく、蜂の数が少ない巣のことです。この段階でもまだまだ駆除できますが、危険度は作りたてより上がります。駆除方法は、蜂用のスプレー殺虫剤を用意します。できれば、2~3本用意しておきます。防護服を着ます。防護服がなければ、針を通さない服を着込みます。分厚い服を着ると動きにくく熱中症の心配があるので、防護服を用意したいところです。夜間に駆除する場合が多いので懐中電灯やヘッドライト、落とした巣を入れる厚めのビニール袋を用意しましょう。夜間、蜂の巣へいきなりライトをあてると蜂が向かってきますので、赤いセロファンを張り付けておくとよいでしょう。日没後、蜂の巣へ離れた位置から殺虫剤を噴射します。一気に一缶全部噴射します。スズメバチなら3分以上が望ましいでしょう。離れた場所から徐々に近づき、蜂がいなくなったのを確認します。念のため、スプレー殺虫剤を手にしながら近づきます。危険であれば、さらに巣に噴射します。蜂がいなくなれば、巣全体を厚手のビニール袋で覆い、取り除きます。これで完了です。危険度は八の種類により異なります。また、巣の規模によっても変わります。危険だと思ったら無理をするのはやめましょう。

「できかけ」や「できたて」ではない蜂の巣の駆除は?

蜂の巣の規模が「できたて」や「できかけ」ではない場合、また「できたて」や「できかけ」であっても危険を感じた場合は、無理することなく駆除業者に依頼することをすすめします。また、お住まいの場所によっては、自治体が対応してくれる場合もあります。まずは地元の役所に相談するのも一つの方法です。ミツバチならまだしも、スズメバチなどの大きな蜂は危険です。見付けた場合近づいたりせずの、慎重に対応しましょう。

まとめ

蜂の巣が近くにあると蜂が飛び回り危険です。特にスズメバチのような大型の蜂では命に係わる場合もあります。「できかけ」や「できたて」の巣を見つけた場合、充分に準備をすれば自分で駆除することができます。できたてのうちに素早く駆除すれば危険も大きくありません。見付けたら素早く対応しましょう。放置すると業者に依頼することになりお金も掛ります。大きな巣になればさらにかかります。蜂の巣の駆除は、初期対応が肝心です。素早い対応で、危険を回避しましょう。